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GoProレンタルのメリットは? 買うべきか迷うなら、まずは試してみて!

GoProレンタルのメリット・デメリット

GoProは購入しなくても、使いたい日数だけレンタルしてすることができると知っていましたか?

レンタルであれば購入より安価に利用できますし、いつでも最新機種を使えるなどさまざまなメリットがあります。

一方で、レンタルならではのデメリットもあるため、借りる前にはいくつかの注意点もチェックしておきたいところ。

今回は筆者が実際にオンラインでGoProをレンタルしてみた所感を踏まえて、GoProレンタルのメリットや注意点などについて紹介します!

GoProレンタルとは?

旅行やスポーツでの撮影に役立つアクションカメラ、GoPro。超高画質、広角、防水、軽量、手振れに強いなどの特徴があり、一眼レフやコンデジとは一味違った写真・動画が撮影できます。InstagramやYoutubeでもGoPro撮影の投稿を見る機会も増え、興味を持つ人も増えたのではないでしょうか。

一方で、GoProは高価ですし、既に一眼レフや最新のiPhoneを持っているからと、なかなか購入までは踏み出せない人も多いかと思います。

そんなGoProですが、実は購入しなくてもレンタルで使用することができます!

レンタルはオンラインでも可能で、ネットで注文したら自宅までレンタル品を届けてもらえます。手続きが簡単で購入するより価格もお手頃。購入前のお試しとしても、自前のGoProを持たずにレンタルのみを活用するのもおすすめです。

GoProレンタルの手順

GoProは以下のような流れでレンタルできます。

  • GoProレンタルを申し込む
  • 自宅に配達してもらう
  • 動作確認や初期設定を行う
  • 旅先などで撮影する
  • 帰宅後にレンタル品一式をまとめる
  • 近所のコンビニなどから返送する

それぞれ詳しくみていきましょう。

GoProレンタルを申し込む

まずはGoProレンタルサービスのサイトから申し込みをします。

GoProの機種などを選択できます。最新機種ほど値段も高くなるので、自身の希望に合った商品を選びましょう。また、カメラ単品だけで無く、GoProの撮影に必要なアクセサリが全て揃ったセット商品を置いているサイトも多いので、初心者でGoPro関連商品を特に持っていない人は、こうしたセット商品を選択するのがおすすめです。

また、レンタルサービス会社によってはGoProレンタルの契約時に身分証の確認が必要になるケースもあるため、免許証やマイナンバーカードなども用意しておきましょう。

・自宅に配達してもらう

契約が無事に完了したら、レンタル日の前日に自宅へレンタル品が発送されます。確実に受け取れる住所や時間の指定をしっかりと行うようにしましょう。

動作確認や初期設定を行う

商品を受け取ったら、まずはレンタル品が全て手元に揃っているか確認をします。

また、GoPro本体はもちろん、アクセサリも含めて、正常に動作できているかチェックしておきます。この時点で異常があれば、先に問い合わせておかないと、後になってから責任がどこにあるのかうやむやになってしまうので注意してください。

また、GoProの初期設定なども、レンタル当日ではバタバタしてしまうので、前日のタイミングで行う方がが無難です。自撮りをするにはスマホと連携する必要があるので、アプリのインストールも済ませておきましょう。

旅先などで撮影する

レンタル日当日になったら、GoProを持っていざ撮影へ!GoProならではの使い勝手や、他にない高画質な写真・動画を楽しみましょう。

セットレンタルで付いてきたアクセサリも、全く使わない物については自宅に置いて来ても問題ありません。

帰宅後にレンタル品一式をまとめる

撮影が完了したら、レンタル品をまとめ直します。レンタルサービス会社が用意したチェックリストがあれば、それに則って商品を確認しましょう。

また、MicroSDもレンタルした場合は、自身のPCなどへデータ移行をした上で、データ消去をしてからしまう必要があります。

返却品を全て確認したら、段ボールに梱包します。この時に使う段ボールは、宅配便で最初に来たものをそのまま使ってOKです。

近所のコンビニなどから返送する

梱包が完了したら、近所のコンビニや宅配業者を利用して、レンタルサービス会社に郵送します。返送用の伝票も、レンタル品と一緒に付いているケースが多いので、それを利用して手続きを行います。

「返却予定日の24時まで」など、期日についてはしっかり確認の上で返却しましょう。

GoProレンタルするメリット

それでは、GoProをレンタルするメリットについて紹介していきましょう!

購入するより圧倒的に安く使える

GoProは実際に購入すると大体4〜7万円はかかりますが、レンタルであれば安価で使用することが可能です。型落ちしている機種だとレンタル代も安くなる傾向にあり、私は今回GoPro HERO7(定価44000円)を、5日間で6000円強ほどでレンタルできました。

GoProに元々興味はあるものの、高価だし今持っているカメラもあるしと中々手を出せずにいる人も少なくないでしょう。なかなか購入に踏み切れない人は、一度レンタルをしてGoProならではの機能性や快適さを体感した上で検討するのも一つの手です。

アクセサリもセットでレンタルできる

GoProは本体のカメラだけでは撮影しにくいので、基本的にアームなどのアクセサリも必要になります。

GoProアクセサリは種類が豊富ですが、実際に必要かどうかは使ってみるまで判断が難しいところ。その点、レンタルだとアクセサリもセットで付いてくるプランもあるため、本体だけでなくアクセサリの使用感も試すことができます。

レンタルで付いていたから使ってみたら意外と良かった、一応持っていったけど結局あまり使わなかった、便利だけど重くて使いにくかったなど、実際に使ってみて分かることもあるので、アクセサリも購入前に試してみると良いでしょう。

常に最新の機種が用意されている

GoProは高価ですし、長く使える物なので、新しい機種が出たとしてもなかなか買い換えはしにくい物です。しかし、レンタルであればいつでも最新の機種が用意されているので、毎回最新のGoProを使うこともできます!

そのため、購入前のお試しとしてだけではなく、常に最新のGoProを使いたいという人にも、GoProレンタルがおすすめです。

自宅に届くし、コンビニから返却できる

GoProのレンタルは、ネット完結でできる物も多くあります。使いたい日の前日に自宅まで届けてもらえるので、借りにいく手間もかかりません。返却も普通の宅急便と同様に送れるので、自宅近くのコンビニなどからも発送可能です!

GoProレンタルのデメリット

GoProレンタルをする前に、デメリットについても確認しておきましょう。

使わなかった日のレンタル料金もかかる

GoProをレンタルする際は、基本的には旅中の全日程分まるまる借りるのが一般的です。しかし、移動するだけで終わる日など、旅行中全ての日程でGoProが必要になるとは限りません。GoProを使わない日もレンタル料金は発生してしまうので、場合によってはコスパが悪く感じるでしょう。

バッテリーが劣化している可能性がある

レンタル品のバッテリーは、これまで多くの人が使ってきたものなので、新品と比べると劣化してる可能性があります。

元々GoPro自体、バッテリーの持ちが良くないことで知られていますが、それが劣化しているバッテリーとなれば消費スピードはさらに加速します。私がレンタルしたGoProは、残電池80%の時に6分ほど連続で動画撮影したら、一気に0%になったこともありました。

予備のバッテリーもレンタルできますが、それも新品ではなく心許ないため、大容量のモバイルバッテリーも合わせて持ち運んだほうが良いでしょう。バッテリーの充電自体は意外と速く終わるので、その点の大きな心配は不要です。

ただ、せっかくGoProは軽量なのに大容量のモバイルバッテリーを持ち運ぶとなると荷物が重くなってしまいますし、アクセサリを全部外さないと新しいバッテリーを入れられないなど、バッテリー交換自体もかなり手間なので、撮影に集中しにくいのが残念なところです。

アクセサリも少しキシキシするかも

GoProのアクセサリも多くの人に使われてきたものなので、元々は快適に使えた物も、劣化して使いにくくなっていることがあります。個人的に、 GoProで人気のアクセサリである手持ち・三脚・自撮りの3WAYアームを借りましたが、キシキシとして少し使いにくくなっていました。

GoProはアクセサリもアクティブな動きに耐えられるよう最初から硬めに作られているというのもありますが、GoProのケースも女性の力では開けにくいほど硬いなんてこともあったので、アクセサリの動作確認も最初にしておいた方が良いでしょう。

自分であれこれ試す時間が少ない

GoProはスマホのカメラや一眼レフの撮影とは感覚が異なります。また、GoProは説明書があまり親切ではありませんし、レンタルのアクセサリは説明書も無くそのまま配達されることも。ある程度使えるようになるには、事前に自分で調べながら試行錯誤する時間が必要です。また、GoPro特有のバッテリー消費スピードについても、ある程度実際に操作した上で把握しておきたいところ。

本来であれば、旅中でベストな写真や動画を撮るには事前にあるテスト撮影をするなどして慣らしておきたいところですが、その時間が少ないのもレンタルのデメリットと言えるでしょう。配達レンタルであれば、基本的にはレンタル前日に発送されるので、旅行前夜などに軽く触れる程度となります。

ただし、GoProは機能がシンプルで設定できる範囲も多くないので、レンタル2回目以降はこの心配もあまり感じなくなるでしょう。

旅先から帰る日程をズラしにくくなる

GoProレンタルは返却予定日の24時までには発送手続きをする必要があります。延長すると当然追加料金が発生するので、気軽にスケジュール変更ができなくなる点はデメリットでしょう。ただし、元々返却日の翌日に仕事があるなど、予定をズラす可能性が無い人にとってはあまり関係の無い項目とも言えます。

返却時は、発送時に使われていた段ボールにレンタル品を全て詰めて郵送することになります(ただし、レンタル会社によって異なる可能性があります)。そのため、レンタル品を使い終わったら旅先から返してしまおうと考えていても、実際にはなかなか難しいでしょう。段ボールを畳んで持っていってしまえば無理ではないですが、衝撃緩和材もあるので結構嵩張ると思います。

GoProレンタル利用時の注意点

筆者が実際にレンタルをした際に感じた内容を中心に、GoProレンタルの注意点について説明します。

先に知っておくことである程度対策できるので、事前にチェックしておきましょう!

レンタル前日に宅配便を受け取れるようスケジュールを組む

GoProレンタルは、使いたい日の前日に受け取ることができますが、受け取り逃すと旅の出発に間に合わなくなる恐れがあります。

宅配便は時間指定ができるものの、大体は「14〜16時」のようにざっくりとした時間枠での指定になるため、ちょっとタイミングが悪いと受け取れないかもしれません。当日中に再配達できれば良いですが、そこは配達業者次第になってしまうので、レンタル品は確実に受け取れるよう受け取り予定日のスケジュールをしっかりと確保するようにしましょう。

MicroSDはできれば自分で用意する

GoProを撮影するにはMicroSDが必要になります。GoPro撮影に必要なものをセットでレンタルすれば、MicroSDも一緒に借りることができますが、返却時には撮影データを全て削除しなければいけません。旅行から帰った後にデータを全て移行し、MicroSDのデータを全消去して……となると、返却予定の24時に間に合わなくなる恐れもあるでしょう。そのため、GoProはレンタルする場合でも、MicroSDは自分で用意したものを使った方が安心です。

また、レンタルで付いてくるMicroSDは容量にも不安がある可能性があります。私が借りた時に付いてきたMicroSDは32GBだったので、数日間4Kの高画質動画を撮るには少し容量に不安があるサイズだったので、自分で持っていた125GBのMicroSDを使用しました。

ただし、GoProで使用するMicroSDは容量以外にも、転送速度や動作確認がされているメーカーかどうかなど、確認すべき項目が多くあります。

GoPro公式サイトにも推奨のMicroSDについて記載がありますので、併せてご確認ください。

​​https://community.gopro.com/s/article/microSD-Card-Considerations

GoProのレンタルはこんな人におすすめ!

GoProレンタルは以下のような人におすすめです。該当する方は、ぜひGoProレンタルを活用してみてください。

  • GoProに憧れがあるものの購入まで踏み切れていない人
  • 使ってみたいけど金額面で懸念がある人
  • GoProの最新機種を使ってみたい人
  • GoProで映えそうな旅やスポーツの予定を控えているけど普段はカメラを使わない人

GoProレンタルについてまとめ

GoProに興味がある人は、一度レンタルしてみてはいかがでしょうか?

購入するより大幅に安く使えますし、アクセサリもセットでレンタルすれば、必要なものが全て揃った状態で撮影を始められます。

常に最新機種を使えることから、あえて購入をせずに、使いたいタイミングで毎回レンタルを活用するのもおすすめです!